氷河期世代・40代のみなさま、おつかれさまです。
今回は我が家でも実践中の「ジュニアNISA」について記事にまとめました。
この記事では、
- ジュニアNISAとは
- ジュニアNISAのメリット・魅力
- ジュニアNISAのデメリット
- ジュニアNISAの口座開設方法
- ジュニアNISAのオススメの運用方法
- ジュニアNISAの活用法
- 子供に投資教育をする欧米の事例
などについて、学ぶことができます。
ロスジェネ家のジュニアNISA
突然ですが、我が家のジュニアNISA口座晒します。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) に560,000円投資し、6ヶ月投資したところで評価損益+17,016円、損益率+3.03%となっております!
ジュニアNISAとは
ジュニアNISAとは、2016年1月からスタートした制度で、18歳未満の子供が、将来の教育資金を貯めるための非課税の投資信託口座のことです。
ジュニアNISAは、親や祖父母が子供のために開設し、最大で1年間に80万円までの貯蓄が可能です。また、成人するまでの約20年間、税金がかからないため、利益が大きくなる可能性があります。
ジュニアNISAのメリット・魅力
ジュニアNISAは、子供の将来のために投資するための口座であり、年間80万円までの非課税投資が可能です。ジュニアNISAの最大の魅力は、将来の子供のために資産を形成できることです。また、ジュニアNISAには以下のような魅力があります。
非課税投資が可能
ジュニアNISAは、年間80万円までの非課税投資が可能です。投資した資金が成長した場合、その成長分に対して課税されません。これは、子供の将来のために貯金する場合に比べて、大きなメリットとなります。
親が運用することができる
ジュニアNISAは、子供が18歳になるまで親が運用することができます。子供が自立するまでの間、親が適切に運用することで、より効果的な資産形成が可能です。
投資信託を選べる
ジュニアNISAでは、株式や債券などの投資対象となる金融商品を選ぶことができます。中でも、投資信託を選ぶことで、プロのファンドマネージャーが運用する資産を分散投資することができ、投資初心者でも比較的安全に運用することができます。
少額から始められる
ジュニアNISAは、少額から始めることができます。最低投資額が低く、口座開設手続きも簡単なため、初めての投資としても取り組みやすいです。
将来の教育費の負担を軽減できる
大学進学費用など、将来の子供の教育費用は高額になります。ジュニアNISAに積み立てることで、将来の子供の教育費用の負担を軽減することができます。
以上が、ジュニアNISAの魅力です。将来の子供のために、少額から投資を始めることで、より効果的な資産形成ができます。また、子供にとっても、将来の教育費用の負担を軽減できるため、長期的な視野で考えた資産形成がでできると言えます。ただし、投資にはリスクがありますので、投資をする際は、投資信託の選択や分散投資など、十分な知識を持って行うことが重要です。
ジュニアNISAのデメリット
また、ジュニアNISAには、いくつかの制限があります。たとえば、口座を開設できるのは、中学校卒業前までの子供に限られます。また、18歳になると自動的に成人NISAに移行してしまうため、成人NISAとの併用はできません。
その他にも、ジュニアNISAには様々な注意点があります。たとえば、投資した資産は市場変動により元本割れするリスクがあるため、十分にリスクを理解した上で、運用することが大切です。また、ジュニアNISAを利用する場合、子供に遺産を残すことが目的ではなく、子供の将来のために投資することが前提となるため、その点も注意が必要です。
以上のように、ジュニアNISAは、将来の子供のために資産を形成することができる貴重な制度です。その魅力を理解して、効果的に運用することで、将来の子供の教育や生活をサポートすることができます。ただし、投資にはリスクがありますので、投資をする際には、投資について十分に理解した上で、適切な投資を行うようにしましょう。
POINT 成年年齢の引き下げに伴い、2023年は、0歳~17歳の方が利用可能。
POINT 2024年以降、ジュニアNISAは新規購入ができません。
(2024年以降、当初の非課税期間(5年間)の満了を迎えても、18歳になるまで引き続き非課税で保有できます。)
ジュニアNISAの口座開設方法
ジュニアNISAの口座開設方法について簡単に説明します。
まず、ジュニアNISAの口座開設には、金融機関に申し込む必要があります。具体的には、銀行や証券会社、投資信託会社などが、ジュニアNISAの口座開設を行っています。
口座開設に必要な書類や手続きは、金融機関によって異なる場合があります。一般的には、以下のような手続きが必要です。
1. 申し込み書類の提出
金融機関が用意する申し込み書類を記入し、提出します。必要な情報は、子供の氏名や生年月日、保護者の氏名や住所、取引方法などです。
2. 本人確認書類の提出
金融機関が指定する本人確認書類を提出します。保護者の場合は、保護者自身の本人確認書類も提出する必要があります。
3. 口座開設手数料の支払い
金融機関によっては、口座開設手数料が必要な場合があります。手数料の金額は、金融機関によって異なります。
以上のような手続きを行うことで、ジュニアNISAの口座開設が完了します。なお、口座開設後は、投資信託の選択や運用方法などについて、金融機関からのアドバイスを受けることができます。
ジュニアNISAのオススメの運用方法
ジュニアNISAの運用方法には、投資信託の積立投資がおすすめです。
1. 長期投資に適している
ジュニアNISAは、18歳までの長期間にわたって運用することができます。このため、株式や債券などの投資信託を長期的に保有し、資産形成を目指すことができます。
2. リスク分散ができる
投資信託は、複数の株式や債券などを組み合わせたポートフォリオで運用されるため、リスク分散ができます。また、投資信託を複数保有することで、リスク分散効果がより高まります。
3. 手軽に積立投資ができる
ジュニアNISAでは、毎年80万円までの積立投資が可能です。毎月一定額を自動的に積み立てることで、コツコツと資産形成を進めることができます。また、投資信託の選択や運用方法については、金融機関からのアドバイスを受けることができます。
4. 運用成績がよい投資信託を選ぶことができる
金融機関から提供される投資信託の中には、運用成績がよいものがあります。過去の運用実績を参考にして、運用成績のよい投資信託を選ぶことで、資産形成を効率的に進めることができます。
以上のように、ジュニアNISAの運用方法として、投資信託の積立投資がおすすめです。ただし、投資にはリスクが伴いますので、投資する前にリスクや運用方針について、十分に理解し、自己責任で運用するようにしましょう。
ジュニアNISAの活用法
ジュニアNISAは、18歳までの長期間にわたって運用できるので、子どもの教育費や将来の資産形成のために活用することができます。以下に、ジュニアNISAの活用法をいくつか提案します。
1. 子どもの教育費の貯蓄に活用する
ジュニアNISAを活用する一つの方法は、子どもの教育費の貯蓄に活用することです。将来的に高額な教育費が必要になる場合もあるため、早期に貯蓄を始めることが大切です。ジュニアNISAを利用して長期間にわたって資産形成を進め、将来の教育費の負担を軽減することができます。
2. 資産形成のための長期投資に活用する
ジュニアNISAを利用するもう一つの方法は、将来の資産形成のための長期投資に活用することです。18歳までの長期間にわたって運用できるため、投資信託などを利用して資産を形成し、将来のライフプランに役立てることができます。
3. 子どもに投資の教育をする
ジュニアNISAを利用することで、子どもに投資の教育をすることができます。子どもが将来的に自分で投資をする際に、必要な知識や経験を身につけることができます。また、子どもが将来的に自分で投資をすることを考える場合、ジュニアNISAでの運用経験が役立つこともあります。
4. 子どもに財務教育をする
ジュニアNISAを利用することで、子どもに財務教育をすることができます。ジュニアNISAの運用方法やリスクについて、子どもにわかりやすく説明し、お金の大切さや適切な資産形成の重要性を教えることができます。
子供に投資教育をする欧米の事例
欧米では、子どもに投資の教育をすることが一般的になっています。
アメリカでは、子どもに投資の教育をするためのツールとして、カスタマイズ可能な投資アプリがあります。例えば、Acornsと呼ばれるアプリは、毎日の支出を丸めて自動的に投資することができます。また、Stashと呼ばれるアプリは、子ども向けの投資ファンドが用意されているほか、投資に関する基礎知識を学ぶことができる機能があります。
イギリスでは、子どもに投資の教育をするためのプログラムが導入されています。例えば、MoneySenseと呼ばれるプログラムは、子どもが自分自身の財務管理について学ぶためのリソースを提供しています。また、MoneySmartと呼ばれるプログラムは、学校での財務教育を推進するために開発されたもので、子どもたちが自分のお金を管理するためのスキルを身につけることができます。
欧米では、子どもに投資の教育をするために、アプリやプログラムなどのツールを活用することが一般的です。これらのツールは、子どもが自分自身でお金を管理し、投資をするためのスキルを身につけることができるように設計されています。また、学校での財務教育も推進されており、子どもたちが将来的に投資をする際に必要な知識やスキルを身につけることができます。
いかがでしたか?我が家では、子供達に投資を学ばせたいと考えジュニアNISAを始めました。
子供たちがこれまでもらったお祝い金やお年玉を、それぞれの名義でスタートしています。
冒頭の実際の管理画面にある通り、2022年10月に開始しようやく最近評価損益がプラスになったかな、というところです。ここから長い年月をかけて、子どもと共に成長してくれると嬉しいな。
皆様の参考になれば幸いです。